栄養学の観点からできる肌荒れ、ニキビ、シミ、そばかす対策や改善する食事法を紹介!賢い食事で薬いらずの体をつくりましょう。
『肌荒れ、ニキビ、シミ、そばかす』など体の不快な症状は、悪化するまで見て見ぬふりをしてしまいがちです。
あなたの体に備わっている、病原体に対する抵抗力や自然治癒力も栄養素のサポートなしには十分なパワーを発揮できません。心のトラブルと密接な関係をもつ自律神経の働きにも食生活や体内の環境は影響を及ぼします。
最高の体調を手に入れるには、その背景にある食生活の見直しが必要です。肌荒れ、ニキビ、シミ、そばかすを予防する食べ物と対策で薬いらずの体をつくりましょう。
栄養バランスのとれた食事と睡眠で肌の新陳代謝、ターンオーバーを促進する
肌荒れ、ニキビ、シミ、そばかすを悪化させない栄養学の基礎知識
- 栄養バランスを維持する
- 脂肪を取りすぎない
- 野菜やフルーツから各種ビタミンをとる
- 多めの睡眠と洗顔、ベットシーツや枕カバーの取り替えをしっかりする
肌荒れ、ニキビ、シミ、そばかすから体調を回復させる方法は?
肌は体内の健康状態をうつす鏡です。改善するにはバランスのとれた食生活を。
肌荒れ(ニキビ、シミ、そばかす)は皮脂の分泌過剰や血行不良、代謝不良などの原因によって起こります。
したがってキレイな肌を長く維持するには、バランスの良い食生活と必要な栄養素をとることで肌の生まれ変わり、新陳代謝を促進することが何よりも大切です。
皮膚細胞を作るタンパク質には肌をみずみずしく保つ働きがあります。またビタミンCは肌にハリや潤いを与える効果だけでなく、紫外線からの刺激によって増える皮膚表面のメラニン色素が沈着するのも防ぎます。
そして細胞の老化を防ぐビタミンEも大切で、ビタミンCとビタミンEを合わせてとると肌質改善に効果的です。
このほか、ビタミンA(カロテン)は肌を潤し、ビタミンB2には皮膚新陳代謝を促す効果があります。
肌の新陳代謝を高めるには規則正しい生活が基本
肌をキレイにする新陳代謝がさかんになるのは夜ですが、乱れた食事や睡眠不足が続くと、新陳代謝が正常に行われなくなり、結果として肌荒れを起こしやすくなります。
古い角質細胞が残ったままでメラニン色素が沈着し、シミそばかすの原因にもとなります。
また、メイクがきちんと落ちていなかったり、脂肪を取りすぎたりするとニキビや吹き出物ができやすい肌状態になってしまいます。
肌荒れ改善には、紫外線に長時間あたらない、タバコを吸わない、水分を適度にとる、食物繊維をしっかりとって便秘を防ぎ、腸内環境良くするなどの対策も肌荒れ予防には重要です。
肌荒れ、ニキビ、シミ、そばかすに効く食べ物選びのポイント
低脂肪の魚や肉、卵、大豆製品でタンパク質をとり、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なたっぷりの野菜、フルーツなどを意識的に組み合わせて食べましょう。
肌荒れ、ニキビ、シミ、そばかすの時に主食は何がいいか?
玄米や雑穀ごはん
精白された白いごはんよりも、ビタミンEを多く含む、玄米ごはんや、雑穀ごはん、全粒粉のパンを主食にしましょう。
また胚芽玄米や胚芽精米なら手軽にビタミンB1の摂取が可能です。
肌荒れ、ニキビ、シミ、そばかすの時に主菜は何がいいか?
良質のタンパク質
脂肪の多い魚や肉類、加工肉のベーコンは避けましょう。
また揚げ物や炒め物は油脂の使い過ぎに注意しましょう。植物性タンパク質やプロテインなどを活用しましょう。
肌荒れ、ニキビ、シミ、そばかすの時に副菜は何がいいか?
緑黄色野菜
一食あたりにとる野菜類は100g~150gを目標に3食とりいれましょう。
その野菜のうち、3分の1は小松菜などの緑黄色野菜にしましょう。
肌荒れ、ニキビ、シミ、そばかすの時に良いその他の食べ物は?
果実やヨーグルトがおすすめ
酵素を含むフレッシュな果物やジュース類、タンパク質が豊富な牛乳・ヨーグルトなどの乳製品をとりましょう。
また食事以外での水分補給も2時間おきなど給水時間を決めて、十分にとりましょう。