適量のカロリーは生活習慣病予防の記事で紹介しています。
とくに注意したいのが脂質のとりすぎ、炭水化物やタンパク質に比べて2倍以上のエネルギー量を生むため、1日の総摂取エネルギーの20~30%にするのが目標です。
魚や肉は低脂肪の種類や部位を選び、調理に使う油脂は、バターやマヨネーズも含めて1日大さじ1〜2杯にとどめましょう。
また、朝食をしっかりとって、夕食を軽めにする習慣をつけることも大切です。
貧血を緩和や解消するには、 鉄やタンパク質だけでなく、これらの吸収を高める栄養素を同時に補給することも重要です。
ビタミンCには、鉄の吸収を良くしてヘモグロビンの合成を助ける働きがあります。また酢やかんきつ類の酸味や香辛料には胃液を分泌させて、鉄の吸収を高める働きがあります。
痩せていたり、食事の量が少なくなっていたり、朝食を抜いたりすると、鉄などの必要な栄養素が不足することがあります。鉄欠乏症の貧血の他にも赤血球を作るビタミンB12や葉酸の不足が原因で起こる巨赤芽球性貧血があります。