栄養学の観点からできる風邪対策や食事法を紹介!賢い食事で薬いらずの体をつくりましょう。

『風邪』など体の不快な症状は、悪化するまで見て見ぬふりをしてしまいがちです。

あなたの体に備わっている、病原体に対する抵抗力や自然治癒力も栄養素のサポートなしには十分なパワーを発揮できません。心のトラブルと密接な関係をもつ自律神経の働きにも食生活や体内の環境は影響を及ぼします。

最高の体調を手に入れるには、その背景にある食生活の見直しが必要です。風邪を予防する食べ物と風邪の対策で薬いらずの体をつくりましょう。

風邪は万病のもと、栄養補給・保温・安静にし、早めに治すのが大切。

風邪を悪化させない栄養学の基礎知識

  1. 少量でも高栄養のバランス食を意識する
  2. 消化・吸収の良い調理方法を選ぶ 
  3. 体の芯から温めて免疫力をUPさせる
  4. 発熱・下痢にはたっぷりの水分補給をする

風邪から体調を回復させる方法は?

高エネルギー・高タンパクでウイルスへの抵抗力を高める

Idea

風邪をひいて熱が出ると、基礎代謝量が増加し、エネルギーを消費しますが、食欲不振や消化機能の低下によりエネルギーの摂取できる量は低下してしまいます。

体力を回復させて、原因菌であるウイルスへの抵抗力をつけるには、少量でも高栄養の食事をバランスよくとり、エネルギーを十分に確保することが大切です。

栄養素としては、基礎基礎体力をつけ抵抗力を高めるビタミンC、のどや鼻などの粘膜を保護するビタミンAを積極的にとるようにします。

また、消化・吸収を妨げてしまう脂肪や食物繊維は控えましょう、発熱や下痢を伴う場合は、十分な水分補給も忘れずにしましょう

十分な睡眠を保温でウイルスの活動を抑える

ヘルスケア

風邪をひいてしまったら栄養補給・保温・安静を心がけて、風邪の初期段階で治すことがいちばんです。無理に体を動かさずに、睡眠を十分にとって安静に過ごすようにして、その上でバランスの取れた食事をとれば万全です。

ウイルスの活動を抑えるために、部屋は暖かくして湿度を保つことも大切です。入浴は風邪の引き始めでもし入れるなら、入りましょう。入浴は体の芯が温まって免疫力が上がり、また皮膚を清潔にしてくれます。

ただし、長湯はせずに湯冷めには注意が必要です。また熱が高いときの入浴は、余分な地力を消耗してしまうので控えた方がいいでしょう。

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風邪に効く食べ物選びのポイント

食欲がなくなるので、少量でも高栄養の食材を消化しやすい調理法で選びましょう。

発熱している時の水分補給は少し温かいものを、こまめに補給しましょう。

大根

風邪の時に主食は何がいいか?

おかゆやうどんが最適

ビタミンB1・Eは豊富な胚芽精米のご飯やおかゆ、喉ごしの良いうどんなどがおすすめです。

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風邪の時に主菜は何がいいか?

卵や魚を消化の良い、「煮る」「蒸す」調理法で食べる

栄養価の高い卵や、低脂肪高タンパクの白身魚、鳥ささみなどを消化の良い調理法で食べましょう。

風邪の時に副菜は何がいいか?

野菜を食べやすく調理

体を温めるネギやしょうが、カロテンやビタミンCが豊富なほうれん草やトマトなどを食べやすく調理しましょう。

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風邪の時に良いその他の食べ物は?

果実や牛乳がおすすめ

果実や牛乳、緑茶、ジュースなどで水分補給をしましょう。発熱・下痢による脱水症状を防ぐことが大切です。

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