骨密度は、骨を構成しているカルシウムをはじめとした骨の成分がどの程度の密度で詰まっているかという骨の強度をあらわす指標です。
この骨密度が低下してしまうと骨がもろくなり骨折やひび割れしやすくなってしまいます。
体内の全カルシウムの1%は血液中に存在し、足りなくなると骨からカルシウムを血液に取り出し補充されるようになっています。骨も常に新陳代謝を繰り返しています。
そのため、カルシウムの摂取量が不足すると、骨密度が低下し、骨粗しょう症を引き起こす要因になります。
骨粗しょう症は体のつくりが小さく、出産や授乳、更年期があるなどの理由から女性に圧倒的に多く見られる病気です。なので、女性はとくにカルシウムや骨を合成する栄養素を食事から取るようにしましょう。