大根の栄養成分について詳しく紹介します!大根の注目すべき栄養成分、効能、栄養効果を高めるコツとは?
「大根」の驚きのパワーを解説!
栄養成分や体内での効能をよく知って、料理に活かすことで体調管理や体に嬉しい健康効果が得られます。
大根のカロリー
大根のカロリー | エネルギー量 |
---|---|
530g | 95kcal |
100g | 18kcal |
でんぷんの消化を促進してくれる消化酵素を含む
大根は、カブと同じように根が淡色野菜、葉が緑黄色野菜という2つの要素を持っている野菜です。
あまり注目を浴びない葉の部分ですが、根よりもビタミンCが豊富なうえに、根にはないβ-カロテンが含まれています。β-カロテンには強力な抗酸化作用があり、捨てるにはもったいない部分です。
大根の注目すべき栄養成分
消化酵素に加えて辛味成分が多く含まれる
大根に含まれるアミラーゼは、でんぷんを分解して消化を高める働きがあります。
また辛味成分であるアリル化合物も胃液の分泌を促進する効果があり、胃を健康な状態に保ちます。食物繊維も豊富に含まれているので、腸内の老廃物を体外に出す役目も果たしてくれます。大根はまさに、胃腸薬のような野菜です。
切り干し大根は生の大根より栄養豊富なのか?
大根を乾燥させた切り干し大根は、大根よりも水分が少ないので、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど多くの栄養素が濃縮されています。
大根よりも多く食べれて、保存も利く食品なのでぜひ活用したい食材です。
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大根の栄養成分を活かすコツ
ビタミンCは皮に多くアミラーゼは根の先端に豊富です
栄養素をとるなら大根おろしが一番効果的な摂取方法です。ビタミンCは皮のほうに、アミラーゼは根の先端の方に多く含まれます。
ビタミンCやアミラーゼを有効活用するならおろした直後に食べましょう。その方が味も良いはずです。葉には殺菌力があり食中毒予防にも効果的です。
大根の栄養を摂取した効能
辛味成分が有害物質を分解してがんを予防する
辛味成分には血栓防止や解毒作用があることがわかっており、がんを予防してくれる野菜とされています。
食物繊維が腸の老廃物を取り除く効果があるので、病気の中でも大腸がんの予防に有効な食品とされています。