レバーの栄養成分について詳しく紹介します!牛レバー、豚レバー、鳥レバーの注目すべき栄養成分と効能と栄養効果を高めるコツとは

「レバー」の驚きのパワーを解説!

栄養成分や体内での効能をよく知って、料理に活かすことで体調管理や体に嬉しい健康効果が得られます。

レバー

レバーのカロリー

レバーのカロリー エネルギー量
100g 132kcal

体に吸収されやすいヘム鉄で肝臓強化や貧血に効果的

牛・豚・鶏レバーにはたんぱく質、鉄、ビタミンA・B1・B2などが豊富です。

レバーに含まれているヘム鉄は植物性の非ヘム鉄より体内での吸収率が高く、強肝食としてもよく知られています。

鉄欠乏症の貧血予防にも効果的です。

レバーの注目すべき栄養成分

酵素を全身に届ける運搬役である鉄を多く含む食材

ヘルスケア

鉄は赤血球のヘモグロビンの構成成分です。鉄はとり込んだ酵素を体内のすみずみまで運ぶ大事な役目をしています。

鉄には動物性食品に含まれるヘム鉄と植物性食品に含まれる非ヘム鉄があり、ヘム鉄は非ヘム鉄より吸収されやすく、5〜10倍の吸収率があります。

鉄は体内でリサイクルされている

鉄は体内で再利用されるため、1日に体内を出入りする量は1mg以下です。

単純に計算すれば1日1mgを補充すればよいという事になりますが、鉄の吸収率は低いので、食事摂取基準に示された推奨量に見合った摂取が必要です。

推奨摂取量は年齢、性別、月経の有無によって変動しますが、男女ともにおおよそ14mg〜7mgの摂取が目安です。

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レバーの栄養成分を活かすコツ

ビタミンCと食べ合わせて鉄の吸収率をさらにアップ

レバーはビタミンCととると体内で効率良く鉄を吸収します。

レバーはビタミンB1・B2・Cを含む食品と一緒に食べれば、鉄の吸収促進や疲労回復の効果も得られるのでオススメです。

ただし、レバーばかり食べるとビタミンAや鉄などの含有量が多く過剰摂取になる恐れがあるので食べ過ぎは禁物です。

レバー

レバーの栄養を摂取した効能

女性特有の症状に効果的。鉄不足による疲労改善も

牛レバーにはビタミンEが豊富で、ホルモンの活動を活発にする事から、生理痛や生理不順の症状緩和も期待できます。

また鉄分摂取には、豚レバーが最適です。鉄の含有量が100g中10mg以下の牛や鶏のレバーに比べて、豚は100g中13mgも鉄を含んでいます。

疲労回復にも効果的な食材なので、意識して日々の食事で摂取しましょう。

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