サケの栄養成分について詳しく紹介します!サケの注目すべき栄養成分と効能と栄養効果を高めるコツとは

「サケ」の驚きのパワーを解説!

栄養成分や体内での効能をよく知って、料理に活かすことで体調管理や体に嬉しい健康効果が得られます。

サケのカロリー(キングサーモン)

サケのカロリー エネルギー量
124g 248kcal
100g 200kcal

カロテノイド色素が強い抗酸化作用をもつ

サケは良質なタンパク質、EPAやDHAといった多価不飽和脂肪酸の供給源となる重要な食品です。

一般的な旬である秋に出回るのを「秋鮭」、春の終わりから夏にかけて少量の出回る「時鮭(ときしらず)」などと呼びます。時鮭は、時を知らずして川にあがってきたサケのこと。

値段は秋鮭より高い傾向にありますが、白子や卵を持っていない為、脂が多く、DHAやEPAをより多く含んでいます。

サケの注目すべき栄養成分

カテロイド色素の一種アスタキサンチンをもつ

ヘルスケア

サケはもともと白身魚ですが、身がピンク色なのは食物連鎖によって取り込まれたカテロイド色素の一種アスタキサンチンがサケの筋肉に固まったためです。

アスタキサンチンには抗酸化作用があるので、悪玉コレステロールの酸化を抑え、血管壁を保護する働きをします。

不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸はどう違うのか?

脂質を構成する脂肪酸で、分子構造が異なり、様々な働きをします。

不飽和脂肪酸は植物油脂や魚の油に、飽和脂肪酸は肉や乳製品に多く含まれます。

サケの子供。イクラとスジコの栄養素は?

サケの卵巣を原料にしたスジコやイクラには、サケの身にない栄養素が含まれています。

サケの身にない栄養素とは目に良いビタミンAや抗ストレス作用のあるパントテン酸などが多く含まれています。

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サケの栄養成分を活かすコツ

牛乳と組み合わせればカルシウムの吸収率アップ

サケに含まれるビタミンDには、カルシウムの吸収を促進する働きがあるため、シチューやクリーム煮など牛乳と組み合わせると吸収率がアップします。

また水煮缶は骨まで柔らかく、骨も一緒に食べられるためカルシウムや亜鉛なども同時に摂取できます。

魚の栄養

サケの栄養を摂取した効能

カテロイド色素とEPAで動脈硬化やがん予防に

アスタキサンチンの抗酸化作用は、ストレス性免疫低下の抑制、白内障や胃潰瘍の防止に効果があるとされています。

多くの魚に含まれるEPAやDHAは脳細胞を活性化したり、動脈硬化や血栓の予防に役立ったりします。ただし塩サケなどは塩分量に注意が必要です。

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