そばの栄養成分について詳しく紹介します!そばの注目すべき栄養成分、効能、栄養効果を高めるコツとは?
「そば」の驚きのパワーを解説!
栄養成分や体内での効能をよく知って、料理に活かすことで体調管理や体に嬉しい健康効果が得られます。
そばのカロリー
そばのカロリー | エネルギー量 |
---|---|
22g | 76kcal |
100g | 344kcal |
ビタミン、ミネラルが豊富で低エネルギーなヘルシー食品
そばは日本では昔から栽培されている穀類です。収穫までの期間が短く、寒冷地や痩せた土地でも栽培が可能なほどじょうぶな作物だったため、こめ不足の時にも主食として食べられていました。
晩夏から秋に出回る新蕎麦は、味と香りに優れているといわれています。
そばの注目すべき栄養成分
良質なタンパク質や貴重な必須アミノ酸が含まれる
生そばには約10%のタンパク質が含まれており、植物性タンパク質としてはめずらしく、必須アミノ酸のリジンが多く含まれています。
また、ビタミンB1や、ビタミンと似た働きをする水溶性ルチン(ビタミン様物質の一種)が多いのも特徴です。
『そば湯』にはルチンがかなり溶け込んでいる
蕎麦屋さんで出でくるそば湯には、実はビタミン様物質のルチンが溶け出しています。
ですから、できるだけそば湯は飲む様にしましょう。ただし乾めんのそば湯では効果はありません。
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そばの栄養成分を活かすコツ
そば粉の割合が多い生めんを選ぶと効果的
乾めん、生めんとさまざまな種類がありますか、栄養成分や風味を重視するなら、生めんがおすすめです。
生めんの中でも、そば粉80%の『八割そば(二八そば)』、そば粉100%の『十割そば』を選びましょう。小麦粉が主成分のそばでは、そば本来の栄養素はとれません。
そばの栄養を摂取した効能
便秘解消やダイエットに。動脈硬化などの予防にも効く
そばには食物繊維が含まれ、腸内環境を整える役目をします。ルチンには、ビタミンCを補強して毛細血管を強くする働きがあり、動脈硬化や高血圧の予防・緩和にも効果があります。
また炭水化物の代謝を促すビタミンB1は精神安定や疲労回復効果も期待されます。