【栄養学】もやしやスプラウトの栄養成分について紹介！もやし、スプラウトの効能と効果を高めるコツ

食品と効能

2021.02.262022.03.31

もやし、スプラウト、かいわれ大根の栄養成分について詳しく紹介します！もやし、スプラウト、かいわれ大根の注目すべき栄養成分、効能、栄養効果を高めるコツとは？

「もやし、スプラウト、かいわれ大根」の驚きのパワーを解説！

栄養成分や体内での効能をよく知って、料理に活かすことで体調管理や体に嬉しい健康効果が得られます。

もやし、スプラウト、かいわれ大根は全てスプラウト（新芽）食品です。スプラウトは和製英語で、もやしの場合は『bean sprouts』のように、『○○スプラウト』と呼びます。

日本で言う、スプラウトはブロッコリーの新芽なので『broccoli sprouts』です。

もやしのカロリー	エネルギー量
100g	37kcal

もやしやスプラウト、かいわれ大根は豆などの種子を、水に浸して日光に当てないで発芽させてものです。

もやしは大豆もやし、ブラックマッペもやし、緑豆もやしなども、イアガイに栄養価の高い野菜でスプラウトの仲間です。スプラウトなどの新芽食品は使いやすい野菜ですが、劣化も早い食品なので、買ったらなるべく早く調理しましょう。

豆が発芽したもやしは豆の部分に良質なタンパク質を含み、発芽することで元の豆にはないビタミンCや消化酵素のアミラーゼを合成します。

スプラウトはかいわれ大根やブロッコリースプラウトなどの発芽野菜の総称で、発芽時に合成されるビタミンC・Eを含みます。

胃炎や潰瘍（かいよう）、胃がんの原因とも言われるピロリ菌ですが、ブロッコリースプラウトにはピロリ菌の殺菌効果があるという研究もあります。

スプラウトは今後も注目される食品となりそうです。

スプラウトは生で食べられるのでサラダなどにするとビタミンCやビタミンB群を損失すなく摂取できます。

もやしなどのビタミンCは熱や水による損失が大きいので、食感が残る程度にさっと加熱して、茹でるときには塩をひとつまみ加えると、旨味を逃しません。

もやしをはじめ、スプラウトにはビタミンCや食物繊維が豊富で便秘や肥満予防にも役立ちます。

また腸を掃除する働きもある食物繊維が大腸がんや、動脈硬化防止などにも有効な食品です。かいわれ大根などの辛味成分のあるものは、血液の流動性を高め、血栓を防ぐ作用もあります。