人参の栄養成分について詳しく紹介します!ニンジンの注目すべき栄養成分と効能と栄養効果を高めるコツとは
「ニンジン」の驚きのパワーを解説!
栄養成分や体内での効能をよく知って、料理に活かすことで体調管理や体に嬉しい健康効果が得られます。
ニンジンのカロリー
ニンジンのカロリー | エネルギー量 |
---|---|
328g | 128kcal |
100g | 39kcal |
ニンジンのオレンジ色にはβ-カロテンが詰まっている
ニンジンは大きく2つの種類に分けられています。
普段よく口にするニンジンは西洋型です東洋型は濃い朱色の「金時ニンジン」として、和食で使用されます。
皮や葉など、捨てがちな部分に栄養が多く含まれています。なるべく丸ごと食べるようにしましょう。
ニンジンの注目すべき栄養成分
オレンジ色の色素β-カロテン、リコペンの宝庫
β-カロテンはやα-カロテンは体内で一部がビタミンAに変化し、その残りがカロテンのまま血液中に入り、がんを予防したり進行を遅らせたりします。
京ニンジンやニンジンの鮮やかなオレンジ色は、カロテンとリコペンの色です。カロテンとリコペンは強力な抗酸化作用のある栄養素です。
ニンジンに含まれるビタミンC破壊酵素とは?
ニンジン特有の酵素、アスコルピナーゼにはビタミンCを破壊する性質があります。ですが、この酵素は熱と酢に弱いので、茹でたり、酢を使ったメニューにすると破壊作用が消滅します。
生で食べても、すりおろすのではなく千切り程度で食べるのであれば、加熱処理しなくてもビタミンCは破壊されにくいとされています。
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ニンジンの栄養成分を活かすコツ
皮はなるべく薄くむき油で調理すると吸収力がUPする
β-カロテンは、皮のすぐ下に多いので、皮は薄くむくか、無農薬ニンジンを選んで皮ごと食べましょう。
油といっしょにとると吸収率が上がるので天ぷらなどはオススメの調理法です。
ビタミンC破壊酵素を含む野菜ですが、影響は少ないのであまり気にする必要はありません。
ニンジンの栄養を摂取した効能
すい臓がんや肺がんなど喫煙に関わるガンを抑制する効果
体内で血液中のカロテン量が減ると、がんの発生率が高まります。なのでニンジンの研究で肺とすい臓のがんの防止に有効という研究結果があります。
また、ニンジンを食べると食物繊維が豊富なので便秘解消効果が期待できます。