梅干しの栄養成分について詳しく紹介します!梅の注目すべき栄養成分、効能、栄養効果を高めるコツとは?
「梅干し」の驚きのパワーを解説!
栄養成分や体内での効能をよく知って、料理に活かすことで体調管理や体に嬉しい健康効果が得られます。
梅干しのカロリー
梅干しのカロリー | エネルギー量 |
---|---|
35g | 12kcal |
100g | 33kcal |
豊富に含まれる有機酸が疲労回復に優れた効果を発揮
果実に分類される梅は糖分が少なく酸味が強い食品です。梅は生食はせず、梅干しなどの加工品に利用されます。
梅酒はケガの痛み緩和、梅肉エキスは下痢の回復、アレルギーの体質改善のように昔から薬効効果が多い食品です。ただし、梅干しは塩分が多いので、塩分の取りすぎには注意しましょう。
梅干しの注目すべき栄養成分
疲労回復や二日酔いに効く酸っぱさ成分のクエン酸
梅干しの酸っぱい成分は有機酸です。梅が未熟な時はリンゴ酸、成長するにつれてクエン酸が増えて、そのほかにコハク酸なども含みます、クエン酸は炭水化物の代謝アップを促します。
未熟な生梅には有害な青酸化合物が含まれるので、必ず加工食品で摂取しましょう。
生梅の毒は梅干しになると酸化防止作用のある成分に変化する
生梅を食べないのは、種にアミグダリンという有害成分が含まれているためです。
梅干しなどに加工される段階でこの成分は失われて、代わりにベンズアルデヒドという香り成分に変化し、防腐や酸化防止作用を発揮します。
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梅干しの栄養成分を活かすコツ
梅干しやジャム、梅酒などに加工して食べる
梅は梅干しや梅酒、梅ジュースや梅エキスなど、どれも旬の季節に加工しておけば長く保存が効く便利な食品です。
またアルコール飲料に梅干しを入れて一緒に飲めばクエン酸の効果で二日酔いを防止してくれます。
梅干しの栄養を摂取した効能
体内の代謝を活発にして疲労物質を溜めない
クエン酸には疲労回復効果があるほか、二日酔いで肝臓を酷使している人にも有効な食品です。
便秘、咳止め、神経痛の緩和など薬効もさまざまです。有機酸は唾液の分泌を促進し、その唾液に含まれるパロチンというホルモンは老化防止に効果があると言われています。