モロヘイヤの栄養成分について詳しく紹介します!モロヘイヤの注目すべき栄養成分と効能と栄養効果を高めるコツとは
「モロヘイヤ」の驚きのパワーを解説!
栄養成分や体内での効能をよく知って、料理に活かすことで体調管理や体に嬉しい健康効果が得られます。
モロヘイヤのカロリー
モロヘイヤのカロリー | エネルギー量 |
---|---|
100g | 38kcal |
「王様の野菜」と呼ばれる栄養たっぷりの緑黄色野菜
日本では80年代に健康食品としてブームが起こったモロヘイヤ。
モロヘイヤは水分の少ない砂漠地帯でも育つ強い生命力で、エジプトでは5000年前から食べられていました。
エジプトの王様以外は食用を禁じられる程に滋養と栄養に富んだ野菜です。そのことから「王様の野菜」と呼ばれました。
モロヘイヤの注目すべき栄養成分
胃のトラブルを抑えるネバネバ成分ムチン
モロヘイヤはオクラと同様にネバネバ成分のムチンやマンナンを多く含んだ野菜です。
これらは糖の吸収を遅させて血糖値の上昇抑制や、胃壁の保護で胃炎や潰瘍など胃のトラブルにも効果的です。
また、カルシウムやβ-カロテンの含有量もトップクラスです。
ネバネバ食品が疲労や滋養になぜ効くのか
モロヘイヤやオクラを代表としたネバネバ食品がなぜ疲労回復や滋養強壮に効くのか?
それは、胃を保護するムチンやエネルギー代謝を促すビタミンB1などのB群が多いためです。
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モロヘイヤの栄養成分を活かすコツ
スープや油を使った料理でβ-カロテンを逃さない
モロヘイヤには独特のぬめりがあり、スープなどにするととろみがでて溶け出した栄養素も汁ごと摂取できます。
アク(おもにシュウ酸)も多いので、さっと茹でてから使用するのがよいでしょう。モロヘイヤは栄養価が高いので、おひたしや、野菜ジュースに入れるなどしてできるだけ活用しましょう。
モロヘイヤの栄養を摂取した効能
強力な抗酸化症に加えて糖尿病、動脈硬化予防にも
モロヘイヤにはβ-カロテン、ビタミンC・Eが多く、抗酸化作用があります。
ムチンが血糖値の上昇を抑えるため、糖尿病予防にも有効です。またコレステロール排出を促すため動脈硬化予防にも有効です。なお、カリウムは塩分(ナトリウム)を排出させる働きで高血圧予防にも役立つ食品です。