肉の栄養成分について詳しく紹介します!産地や種類、部位ごとの栄養効果とは
肉の産地と栄養成分
国内肉と輸入肉で栄養成分に違いはあるのか?
国産と輸入牛肉の比較では、国産の牛肉(乳用肥育、皮下脂肪なし)のもも肉は、100g当たりのエネルギー181kcal、たんぱく質20.5g、脂質が9.9gなのに対して
輸入牛肉は149kcal、20.0g、6.7gと低エネルギー、高タンパク、低脂肪です。
和牛の場合は、233kcal、20.2g、15.5gと高脂肪です。国産牛や和牛のように脂肪分が多ければ柔らかいので食べやすく、栄養面では輸入牛の低エネルギー、高タンパク、低脂肪の方が優れているので健康状態に応じて適量なコントロールが必要です。
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肉の種類と栄養成分
鉄分の多い牛肉、ビタミンB1の豊富な豚肉
食肉は良質なたんぱく質が特徴ですが、他にも多くの栄養が含めれています。
豚肉には、炭水化物のエネルギー代謝を助けるビタミンB1が豊富です。牛肉は、赤身部分に鉄などの多くのミネラルを含んでいます。また鶏肉は消化吸収がよく、骨や皮ごと調理すればコラーゲンも摂取できます。
肉の部位と栄養成分
牛や豚のヒレ肉や鳥ささみは高タンパクの低脂肪ミート
下の表は牛・豚・鶏肉の部位別(皮下脂肪なし)にたんぱく質、脂質の量を比較した表です。
ヒレやささみは高タンパク、低脂肪のためスポーツ選手やダイエット中の人にピッタリです。逆にリブやバラ肉、鶏肉の皮もかなり高脂肪なので注意が必要です。
レバーは牛・豚・鶏どの肉もビタミンA、ビタミンB2を多く含みます。
牛肉の部位ごとのタンパク質と脂質の違い(100g中)
牛肉 | たんぱく質 | 脂質 |
---|---|---|
肩 | 17.9g | 14.9g |
肩ロース | 16.5g | 25.2g |
リブロース | 15.0g | 33.4g |
サーロイン | 18.4g | 20.2g |
ヒレ(赤身) | 20.8g | 11.2g |
バラ(脂身つき) | 12.8g | 39.4g |
もも | 20.5g | 9.9g |
豚肉の部位ごとのタンパク質と脂質の違い(100g中)
豚肉 | たんぱく質 | 脂質 |
---|---|---|
肩 | 19.7g | 9.3g |
肩ロース | 17.8g | 16.0g |
ロース | 19.3g | 19.2g |
ヒレ(赤身) | 22.2g | 3.7g |
バラ(脂身つき) | 14.4g | 35.4g |
もも | 21.5g | 6.0g |
鶏肉の部位ごとのタンパク質と脂質の違い(100g中)
鶏肉 | たんぱく質 | 脂質 |
---|---|---|
手羽 | 17.8g | 14.3g |
胸肉 | 23.3g | 1.9g |
もも肉 | 19.0g | 5.0g |
ささみ | 23.0g | 0.8g |
皮(もも) | 6.6g | 51.6g |