• 投稿者:
  • 投稿コメント:0件のコメント
  • 投稿カテゴリー:HTML
  • 投稿の最終変更日:2022年3月31日

Webワーカーは、ページのパフォーマンスに影響を与えずにバックグラウンドで実行されているJavaScriptです。



Webワーカーとは何ですか?

HTMLページでスクリプトを実行すると、スクリプトが終了するまでページは応答しなくなります。

Webワーカーは、ページのパフォーマンスに影響を与えることなく、他のスクリプトとは関係なくバックグラウンドで実行されるJavaScriptです。
Webワーカーがバックグラウンドで実行されている間も、クリック、モノの選択など、必要なことは何でも続けることができます。


ブラウザのサポート

表内の数字は、Web Workersを完全にサポートする最初のブラウザバージョンを示しています。

API クローム IE/エッジ ファイアフォックス サファリ オペラ
Web ワーカー対応開始のバージョン 4.0 10.0 3.5 4.0 11.5

スポンサーリンク

Webワーカーファイルを作成する

それでは、外部のJavaScriptでWebワーカーを作成しましょう。

ここでは、重要なスクリプトを作成します。スクリプトは “demo_workers.js” ファイルに格納されています。

var i = 0;

function timedCount()
{
 
i = i + 1;
 
postMessage(i);
  setTimeout(“timedCount()”,500);
}

timedCount();

上記のコードの重要な部分はpostMessage()メソッドです。これはHTMLページにメッセージをポストバックするために使用されます。

ノート: 通常、Webワーカーはそのような単純なスクリプトには使用されませんが、よりCPUを集中的に使用するタスクに使用されます。


Webワーカーオブジェクトを作成します。

Webワーカーファイルができたので、HTMLページから呼び出す必要があります。

次の行では、ワーカーがすでに存在するかどうかを確認します。存在しない場合は、新しいWebワーカーオブジェクトを作成し、
“demo_workers.js”のコードを実行します。:

if (typeof(w) == “undefined”) {
  w = new Worker(“demo_workers.js”);
}

その後、Webワーカーとメッセージを送受信できます。

“onmessage” イベントリスナをWebワーカーに追加してください。

w.onmessage = function(event){
  document.getElementById(“result”).innerHTML = event.data;
};

Webワーカーがメッセージを投稿すると、イベントリスナー内のコードが実行されます。Webワーカーからのデータはevent.dataに格納されています。


スポンサーリンク

Webワーカーを終了する

Webワーカーオブジェクトが作成されると、それは終了するまで(外部スクリプトが終了した後でも)メッセージを待機し続けます。

Webワーカーを終了し、ブラウザ/コンピュータのリソースを解放するには、次の
terminate() メソッドを使います 。

w.terminate();

Webワーカーを再利用する

ワーカー変数を未定義に設定した場合は、終了後にコードを再利用できます。

w = undefined;

スポンサーリンク

Full フルWebワーカーのサンプルコード

.jsファイルでワーカーコードを既に見ました。以下はHTMLページのコードです。

例文

<!DOCTYPE html>
<html>
<body>

<p>Count numbers: <output id=”result”></output></p>
<button onclick=”startWorker()”>Start Worker</button>
<button onclick=”stopWorker()”>Stop Worker</button>

<script>
var w;

function startWorker()
{
 
if (typeof(Worker) !== “undefined”)
{
    if (typeof(w) == “undefined”) {
      w = new Worker(“demo_workers.js”);
    }
    w.onmessage = function(event) {
      document.getElementById(“result”).innerHTML = event.data;
    };
  }
else
{
   
document.getElementById(“result”).innerHTML = “Sorry! No Web Worker support.”;
  }
}

function stopWorker()
{
  w.terminate();
  w = undefined;
}
</script>

</body>
</html>


WebワーカーとDOM

Webワーカーは外部ファイルにあるため、次のJavaScriptオブジェクトにアクセスすることはできません。

  • ウィンドウオブジェクト
  • 文書オブジェクト
  • 親オブジェクト

コメントを残す