計画倒れにさよなら。超具体的に解説!良い目標の立て方
「お金持ちになりたい」
「良い暮らしがしたい」
「お金で苦労しない生活を送りたい」
こういった目標を持っている方は少なくないでしょう。しかし、残念ながらこうした目標が達成される可能性は極めて低いです。
なぜなら、良い目標の条件を満たしていないからです。
この記事では、計画倒れを防ぎ、実現可能な良い目標の立て方を紹介します。
解説内容
1. SMARTの原則とは
2. 絶対に紙に書くべき理由
「そんな基本的な話は知ってるよ」「もっと斬新なアイディア教えてよ」もしかするとこのように感じる人もいるかもしれません。
でも、そんな人に聞きたいことがあります。実際にこれを使って目標を立て、それを紙に書き出し、持ち歩いているでしょうか?
立てた目標を次々とクリアし、今裕福になっているなら、この記事は読む必要はありません。
しかし、「知っているけれど実践していない」という方や、そもそも「SMARTの原則って何?」という方は、必ずこの記事を読んでください。
この記事が資産形成や副業、投資など、さまざまな問題を解決するきっかけになるはずです。
シンプルな方法が最強
例えば投資の世界では一般的に投資家はS&P 500に投資しておけば問題ない。
このようなシンプル、かつ、合理的で再現性の高い資産形成術が広く知られています。ですが、実践できている人は、実践できていない人に比べて非常に少ないです。
なぜなら、成功するためには複雑なことをしなければならないと言うな思い込みを持っているからです。目標の立て方、成功の仕方にも似たようなことが言えると思います。シンプルな計画よりも、複雑な計画の方が、なんだか重厚感があって、それっぽいと言うようなイメージが湧いてしまいます。
ですが、投資の世界でも計画の世界でも成功の原則同じです。シンプルイズベスト!
今日紹介する手法はこれだけで充分な目標達成の再現性ががあります。なので別の方法を試すのはこの方法を試した後で充分です。もしこのやり方でうまく達成できない場合に他の手法を試すことをお勧めします。
SMARTの原則とは
SMARTとは、目標設定の際に使われる5つの要素を表す英単語の頭文字です。
• S: Specific(具体的である)
• M: Measurable(計測できる)
• A: Agreed Upon(同意している)
• R: Realistic(現実的である)
• T: Timely(期日が明確である)
この5つを兼ね備えた目標こそが、実現可能性の高いものです。1981年にジョージT.ドラン氏が初めて発表したこの原則は、40年経った今でも有効です。時代遅れだと言う人もいますが、実際に効果が出ているからこそ今も活用されています。
私自身も私の身の周りの成功者たちも意外なことにこのシンプルな原則で成果を出しています。
自分の使ったことないなんだか凄そうな原則よりも、自分の使ったことがあり、成果の出ている成功原則を紹介することで、あなたの目標達成を願っています。
S: Specific(具体的である)
「お金持ちになる」「良い暮らしをする」という目標は、目標としては具体性に欠けます。どうすれば具体的な目標になるのか?
具体的な目標にするためには固有名詞を使いましょう。
例えば、「六本木ヒルズに住む」「フェラーリに乗る」「軽井沢に移住する」といった具合です。
M: Measurable(計測できる)
目標は測定可能である必要があります。数字を使って目標の達成度を測れるようにしましょう。例えば、数字で補足すると、「六本木ヒルズ25階の1LDK、65平米、家賃650,000円の部屋に住む」となり、目標はさらに具体的になります。
「フェラーリエフ458を30,000,000円で手に入れる」や「軽井沢で100坪の土地に30坪の2階建ての家を建てて移住する」といった具合です。
具体的で数値で計測出来る目標は想像しやすいです。
A: Agreed Upon(同意している)
目標に対して本当にやりたいことか?本当に欲しいか?
深く考えることが大切です。
例えば、「50,000,000円の資産から年間2,000,000円の収入を得てサイドFIREを達成する」という具体的な目標を立てても、それが本当にやりたいことかどうかを確認する必要があります。
人はよくも悪くも必ず納得していないことをやらないです。そういう意味では達成可能な目標を立てられるかどうかと言うのは、自分自身のことをどれだけ理解できているかと言うのに深く関わっています。
仕事に家事育児忙しい生活を送っていると自分は自分の人生に何を求めて生きているんだっけ?これがわからなくなってきます。
そんな時に自分の価値観を見つめ直すのに有効なのが価値観マップを作ることです。価値マップとは自分の幸せとか何を大切にするか、人生でやりたい事は何か細分化したマップのことです。ぜひ試してください。
後はシンプルになぜを3回繰り返すことです。
例えば「フェラーリに乗りたい」「なぜ?」「女性にモテたいから」「なぜ?」「女性にちやほやされるのが人生の楽しみだからです」「なぜ?」「女性と過ごす時間が他のどんな時間より楽しいからです」
このような感じで3回の「なぜ?」に対してハイテンションで本心を答えられる場合、熱意のある目標といえます。自分自身が心の底から同意している目標といえます。
R: Realistic(現実的である)
現実的な目標でなければ達成は難しいです。例えば、「超能力で時速200キロで走れるようになりたい」というのは非現実的です。目標は自分の生活や能力に照らし合わせて、達成可能なものにしましょう。
これは非現実的な目標で言うまでもなく無理です。現実的な目標の立て方は人それぞれです。
- 高い確率で達成できる目標を立てる人
- ちょっと無理をすればと達成できる目標を立てる人
- 他人からは夢物語に見えるような壮大な目標を立てる人
どれが合うかはその人次第ですが、私としては高い確率で達成できる目標を立てることをお勧めします。
なぜなら人は未達成が重なると嫌になって無気力になるからです。なんとなく想像できますよね。なぜなら、目標が達成できないことに慣れてしまうからです。また自分は目標達成できないと言うようなマインドになってしまいます。
偉大な目標を達成できるのは小さな目標を数多くクリアし続けてきた上級者だけです。
私自身も起業当初の頃は月収3000円稼ぐことができたら通学用の定期券が買える。そんな小さな目標を立ててスタートしました。
T: Timely(期日が明確である)
期日のない目標はただの希望に過ぎません。「1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価する」というアンソニー・ロビンスの言葉を意識して、現実的な期限を設けましょう。
例えば、こういうのは無茶の目標です。今年中に転職、副業開始、家計を見直す、投資開始、資格修得をする。
でも現実問題、これらを1年で全部全て取り掛かるのには無理があります。全部やろうとすると挫折してしまう可能性が高いです。そして挫折するとこう考えるようになってしまいます。
この1年で何も変わりなかっただから10年後も大して変わらないだろう。
でもこれは勘違いです。人は10年でできることを過小評価してしまいます。
この負のスパイラルから脱出するために必要なのは1年でできることを多く見積もりすぎないこと、10年でできることを少なく見積もりすぎないことです。
シンプルなバランス調整が必要になります。先程あげた転職、副業、会計見直し、投資、資格修得には1年でやるには難しいけれど、5年あれば十分に全て達成可能な目標であると思います。
自分の目標を長い目で見てうまく配置していくことが大切です。なお、長期的な目標に向かって進むと言うのは、全員ができることではないです。多くの人はそれほど強い信念や意志を持っていないからです。
この2つだけ注意してください。
- 期限は最長3ヶ月以内
- 1年でできること詰め込みすぎない
今やりたい、一番興味がある、そんな目の前の事だけしっかりやろう。目標どんどんクリアしていく。目標達成しまくる快感を味わうのが最優先です。
絶対に目標を書き出すべき理由
目標を紙に書き出すと、それだけで達成確率がアップします。書き出すことで脳がその目標に向かって働き始めるからです。
例えば、子供が生まれてからベビーカーをよく見かけるようになったり、転職を考え始めたら求人広告が目に入るようになった経験があるでしょう。脳が目標に関連する情報を無意識に探し始めるのです。
成果が出ないまま時間が経つ、定期的な進捗確認がない、目標の認識がないと脳は別にこの情報集めなくていいのかなと言うふうに省エネモードになってしまいます。
なぜなら、脳他にもやることがたくさんあるからです。どうでもいいことにエネルギーを使えるほど脳は暇では無いのです。
なので目標を書き出した紙やメモは身の回りに置いておきましょう。
こだわる人は、スマホの待ち受けやクリアファイルに入れて見やすい状態で持ち歩くことをお勧めします。ベッドサイドのテーブルに貼って毎日見てから寝ることを常に目に入る状態にすること大切です。
でこれを言うとありきたりな成功者の習慣みたいなのと思うかもしれませんが、本当にそうなのでしょうがないです。これは本当に効果があるから仕方ないのです。私自身も年始に今年の目標をマインドマップに書き出して見ていますし、スマホのノートに進捗を書き出しています。
まとめ
良い目標を立てるためには、SMARTの原則に従い、具体的かつ測定可能な目標を立てることが重要です。また、その目標に本当に同意しているか、自分自身に問いかけ、現実的かつ期限を設けた計画を立てましょう。そして、必ず目標は紙に書き出し、日々意識することが大切です。
シンプルな目標設定であっても、計画倒れせずに確実に目標を達成できる力を持っています。ぜひ実行してみてください。
この記事がたくさんの人に読まれ、読まれた人の中には実行に移さない人もいると思います。
ですが、5%の人が実行すると仮定します。
- 読者20万人の5%、10,000人がSMART原則に従い目標を立てる
- 10,000人が1人10個の目標立てる
- 100,000個目標ができ、書き出される
- 100,000個の目標のうち50% 50,000個の目標が達成される
こうなったら最高です。世界で5万個の目標が達成される。非常にいい感じですね。
少しマクロの話をしてしまいましたが、私は紛れもなくこのブログを読んでくれている人が今よりも自由に豊かな生活を手に入れて欲しいとそう願っています。
「こんな簡単な仕組みで本当に達成できるのか」、「これまで失敗した計画が達成できると思えない」そう感じた人もいるかもしれませんが、ぜひ一度試して実行してほしいです。
金銭的なリスクを背負って高額な情報商材、楽して稼げる最高の方法、そんな怪しい方法を買う必要もないですし、1日1時間ハードな筋トレをしてくださいと言ってるわけでもないです。
ただ私の説明した方法に従って目標を立てて書き出すこと、その目標10個のうち50%でも達成できればそれはノーリスクハイリターンな自己投資と言えると思います。
このブログも継続して情報発信していきますので引き続きブックマークやシェアよろしくお願いします。
皆様の目標が1つでも多く叶うように応援しています。
皆様読んでいただいてありがとうございました!