AWSを利用するためのアカウントを『AWSアカウント』といいます。AWSアカウントを作成するには、メールアドレスとパスワード、連絡先や決裁に用いるクレジットカードを登録します。
このAWSアカウントは、Amazonで買い物するときに使用するAmazonアカウントとは別のアカウントです。GoogleアカウントやApple IDと似ていますが、大きく違うのは、個人だけでなく、企業も利用する点です。
AWSのサービスではサーバーやストレージをレンタルできます。個人でも使用できますが、規模が大きい団体の方がメリットがあるため、企業ユーザーも多いです。
企業ユーザーはAWSアカウントで管理するサービスの数も多くなりがちです。
そのため、複数のプロジェクトで同じアカウントを使用すると、費用などが曖昧になり、管理が煩雑になります。
こうした状況を避けるため、システムの規模が大きくなると、プロジェクトや費用の管理を行う単位で、AWSアカウントを使い分ける傾向にあります。