OS(Operating System)とは、コンピュータを動かすためのソフトウェアで、ハードウェアとOS上で動くソフトウェアの仲介をしています。
代表的なサーバー用のOSには、UNIX(ユニックス)系とWindows系の2種類があり、「サーバー用OS」として有名なLinux(リナックス)やBSD(ビーエスディー)はUNIX系のOSです。
サーバー用のOSはクライアント用のOS(Windows10など)のOSに比べて種類が多く、特にUNIX系は、当初オープンソースで開発された経緯からも、多様な派生OSが生み出されました。
さらにLinuxには複数のディストリビューションがあります。ディストリビューションとは、カーネル(OSの中核)に周辺の機能(基本的なコマンドやソフトウェアなど)をつけたパッケージのことです。Linuxのディストリビューションには、Red Hat、CentOS、Ubuntu、Debian、など、さまざまな種類があります。また無償のディストリビューションも多くあります。
一方、Windows系は、Windows Serverのみです。ファイルサーバーのOSとしてもよく使われます。Webサーバーやメールサーバーなど、インターネットで利用するサーバーのOSには、Linux系やBSD系が使われるのがほとんどです。